こんにちは。OGAです。
今回は、1990~1995年にスズキから発売されたJA11という型式のジムニーです。
これは、1992年式で30年も前につくられた車ですが、とても人気のあるのでよく見かけます。
しかし、古い車でもあり、4WDで山などで使われる事が多いため錆による腐食に悩まされます。
この車も同じで錆により腐食している所が数知れずあります。
画像は右側ですが、左も同じでフェンダー部分が錆により穴が開いてます。表面だけではなく、奥深くまで進行しており、大きく切り取ることになりました。
どのように穴をふさいで修理していくか悩みました。FRPでふさいだり、はんだを使ってふさいだり、色々やり方はあると思いましたが、今回は鉄板を溶接する方法でやってみようと思います。
まず、画像のようにマスキングシートを張り、マジックでなぞってフェンダーの型を取りました。
マスキングシートの型を厚紙に写し切り取って型紙を作ります。
型紙を鉄板に写してフェンダーの形を作りました。曲がっているプレスラインを出すのはとても難しいので、サンダーで切り込みを入れて、ハンマーで叩いて曲げていきました。フェンダーの耳になる部分は、スポット溶接機はないので、溶接する箇所に穴をあけて溶接します。前側と後ろ側で分割して作ってみました。
今回使用した鉄板は、下のものをつかいました。亜鉛メッキがされており、ただの鉄板よりも錆びにくいという特徴があります。
0.8mmのものでもよかったのですが、溶接による歪が少しでも抑えれたらと思い厚い方をつかいました。
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溶接をしたら画像のようになりました。できるだけ溶接が少なくなるようにフェンダーの切り取る範囲と、鉄板で作ったフェンダーの型を切り取って微調整をしながら合わせていきました。
溶接する面と、フェンダーの耳の合わせ面に次のスポットシーラーを塗りました。
通電性があり、塗った上から溶接ができて、防錆力もあるので錆びにくくできます。
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溶接は、半自動溶接機で行いましたが、できるだけ歪が出ないようにゆっくりと、やっていきました。
鉄板の合わさるところと、フェンダーの内側からシーラーでコウキングしてとりあえずおわりにします。意外と時間がかかってしまい、片側だけで一日かかってしまいました。
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まだまだ、パテ塗ったり、塗装したりと、完成までにやることはたくさんあります。日頃使用しながらの修理なので、時間もなくあまり進みません。仕方なく目立たないように色を塗って今回は終了とします。
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